レッドビーシュリンプのおやつ|ラディッシュを無農薬で与えよう

レッドビーシュリンプのおやつ|ラディッシュを無農薬で与えよう

今回はラディッシュを使って、レッドビーシュリンプのおやつを作っているお話です。

レッドビーシュリンプ愛好家やブリーダーさんたちの間では、13〜15年ほど前まで『自家製ほうれん草』が盛んに栽培され、レッドビーシュリンプの餌やおやつに使われていました。

urushi

懐かしいですねー!

農薬が付いているとレッドビーシュリンプに良くないので、スーパーで買ってくるのではなく無農薬で自分で育てるというのが流行りました。

目次

自家製ほうれん草ブームもいつしか下火に

すごく流行ったほうれん草ですが、ほうれん草に含まれる『シュウ酸がカルシウムを溶かすから良くない』という噂が流れて、ほうれん草ブームが下火になった感じを受けました。

ま、ほうれん草のシュウ酸がレッドビーシュリンプに悪影響を与えるというのは、正直なところほぼないんですけどね。そんなにレッドビーシュリンプは一気に多くのほうれん草を食べることはできないので。

レッドビーシュリンプを一生ほうれん草で飼育する方もいないでしょうし、そもそもレッドビーシュリンプは鰓から水中のミネラルを取り入れられます。カルシウムもです。なんと!脱皮時には柔らかい殻自体からも取り入れます。

レッドビーシュリンプという生物は消化吸収の効率が悪く、鰓など他の器官に身体を構築する必要成分の吸収を依存しているのです。

ほうれん草のシュウ酸でレッドビーシュリンプにダメージを与える可能性はとてもとても低いのです。

ラディッシュってなに?

ちょっと横道に逸れてしまいましたが、urushihは家庭菜園が好きなので今でも無農薬ほうれん草などをチョコチョコ作ってはレッドビーシュリンプに与えています。

今回はほうれん草よりも省スペースで育成も早く簡単なラディッシュを育てて与えている話を書いていきます。

urushi

ラディッシュというのは、こういう野菜です。

じつはコレ、ベランダの小さなプランターで育てた野菜です。こんな感じでキレイに育ちます。

家庭菜園で採れたラディッシュ
家庭菜園で採れたラディッシュ
urushi

赤い部分は人間のサラダへと使用します(笑)

ラディッシュはカブに見えますが大根の仲間で、葉の部分にもビタミンやカロテンやカルシウム、β-カロチンといったミネラル分を多く含んでいます

葉は柔らかく、ほうれん草より速く湯がけ扱いやすいです。

ラディッシュを大きく育てる過程で、株を間引きますがその間引いた時の葉が一番レッドビーシュリンプに与えやすいです。どうしても実が大きくなるにつれ、葉も硬く大きくカサカサになっていくのですが、間引いたラディッシュは若いので葉もキレイで柔らかく、おそらく実の部分に栄養を持って行かれていないため栄養価も豊富だと考えられます

ラディッシュでレッドビーシュリンプの餌を作る方法

ラディッシュはほうれん草よりも簡単に短期間で簡単に育てることができるので、楽しんでレッドビーシュリンプのおやつを作るのに最適です。

ここまで来れば、レッドビーシュリンプ沼に底までハマっていますね。

urushi

urushiの同志ですね!

1週間ほどで間引き菜が取れる

プランターに抵当な観葉植物や野菜の土を入れて種を蒔いて、乾いたら水をやるということをしておけばすぐに発芽し間引菜が取れるほどに成長します。

水やりに使う水は換水時に出る水槽の水を使えば、ミネラルたっぷりの水が有効活用できます。ラディッシュに吸収させ栄養価上げられそうなので、urushiはそうしています。

ラディッシュは別名二十日大根と言われるように、実が取れるまでも20日ほどとめちゃくちゃ成長が早いので、1っ週間もすれば第一陣の間引きが行えます。

ラディッシュを間引く
ラディッシュを間引く

くたくたになるまでラディッシュの葉を煮る

間引く分のラディッシュを収穫し、葉の部分をしっかり洗います。それから、作る量が少なければフライパン、多ければお鍋で葉がクタクタになるまで煮ます。

茹でているお湯の部分に、緑の汁が染み出すくらい茹でます。途中でハシを使って持ち上げて、葉の部分を指で少し摘まんでみます。軽い力で穴が開けば茹でるのは終了です。

この時にしっかり茹でておかないと、レッドビーシュリンプは集まるけれど…葉の表面にあるクチクラなどの組織が固く、ツマツマをいくらしても食べることができません。

urushi

柔らかくなるまで茹でてください。

ラディッシュの葉をよく煮る
ラディッシュの葉をよく煮る

1回に使う量を小分けにしてラップで包み冷凍保存

茹で終われば、1回で使う量でラップに小分けしていきます。

1回分ごとに小分けにする
1回分ごとに小分けにする
urushi

使う分以外は冷凍庫で保存ができます。

よく茹でて小分けで冷凍保存できます
よく茹でて小分けで冷凍保存できます

次回使う時に水で解凍して与えることで、毎回煮込まなくともレッドビーシュリンプに与えることができます。

ただしあまり長期間の保存するよりも、こまめに茹でた方が栄養価的にも衛生的にも良いです。

保存分を与え終わる頃には、第二弾の間引ができるほどにラディッシュは育っているとお思います。

レッドビーシュリンプにラディッシュの葉を与える

水槽に入れてすぐ、レッドビーシュリンプのサイズに関係なくエビが集まってきます。無くなるまでずっと入れ替わりながらツマツマして食べています。

親エビにも稚えびにも大人気
親エビにも稚えびにも大人気

urushiはラディッシュは、あくまでおやつとして利用しています。とても嗜好性が高いのですが、レッドビーシュリンプは色々な栄養素を摂取させた方が丈夫に育つからです。

人工飼料をしっかり与え、赤虫を与え、酵素を与え…ラディッシュをおやつに与える。レッドビーシュリンプは消化吸収が下手なので、多角的に栄養素に触れさせています。

urushiのレッドビーシュリンプの餌のローテーション

レッドビーシュリンプの餌のローテーションについては、レッドビーシュリンプの餌とローテーションで詳しく解説しています。

我が家で使っているラディッシュの種

いろんな種があるようですが、我が家ではこの種類を愛用しています。成長が早くとても丈夫に育ちます。夏の暑いベランダでも、冷え込む今時のベランダでも元気に育っています。

たぶん、近くのホームセンターとかでもラディッシュの種売っていると思います。めちゃくちゃたくさん種入っているので1回買うとずいぶん持ちます。

ほうれん草より簡単におやつを作れるので、試してみてくださいね!

ちょっと面倒な場合は、乾燥ほうれん草もレッドビーシュリンプ用が販売されているので、それを使うのもありだと思います。

たまに人工飼料や赤虫とは違った餌を与えることは、水槽内でしか生きられないレッドビーシュリンプにとって良いことだと思います。

urushiが使っているレッドビーシュリンプの餌

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