上日の丸弁当 Ebita Breed

上日の丸弁当 Ebita Breed

urushiは複数の餌を与えるローテーションスタイルで飼育しています。人工飼料も複数のローテーションをしていて、その一つがEbita Breedさんの上日の丸弁当。この餌とても良いです。

人間もそうですが、レッドビーシュリンプももちろん栄養が偏ると成長や繁殖に悪影響が出ます。配合飼料はレッドビーシュリンプ(観賞用甲殻類)に合わせて人工的に作られていますが、それでも100%必要なものが全部入っています!っていうのはないんじゃないかと思っています。なので、複数の飼料を与えることで必要な栄養素を幅広く摂取できるようにしています。

上日の丸弁当は、一般的な他のレッドビーシュリンプ用の餌には入っていない材料が色々使われているところに注目してほしいのですが、urushiが一番心惹かれたのはハエの幼虫が入っているポイントです。

urushi

上日の丸弁当にはハエの幼虫が使われています!

レッドビーシュリンプの餌のローテーションについては、レッドビーシュリンプの餌とローテーションで詳しく解説しています。

目次

シュリンプを知りつくした人工飼料

上日の丸弁当を製造販売しているのは、Ebita Breedさん。urushiがレッドビーシュリンプを始めた15年ほど前ころからからクアトロや日の丸弁当という餌が製造されていました。

まだまだ今みたいに色んな餌が売っていない頃から、今現在まで変わらず人工飼料を販売されていて実績はピカイチ

長年レッドビーシュリンプの飼料を手掛けているメーカーなので、上日の丸弁当の栄養バランスも計算されたものです。

Ebita Breedさんの上日の丸弁当
Ebita Breedさんの上日の丸弁当

urushiはハエに食い付いて『スゴイよ』ってことを後に書きますが、それだけでなく、上日の丸弁当はエビが自分で作り出せない栄養素を、食事(餌)から吸収できるように配合されています。

さらに、成長や繁殖に必要な成分効果が期待できそうな成分を配合しておりワクワクする餌です。

上日の丸弁当は動物性の飼料
上日の丸弁当は動物性の飼料

使用されている原料は、海藻粉末・ビール酵母・小麦グルテンミール・大豆粉末・魚粉・エビミール・イカミール・クロレラ・ハエ幼虫粉末・さなぎ粉末・ココナッツパウダー・炭酸Ca・PowerLac(エビ用免疫賦活剤)となっています。

原材料

海藻粉末・ビール酵母・小麦グルテンミール・大豆粉末・魚粉・エビミール・イカミール・クロレラ・ハエ幼虫粉末・さなぎ粉末・ココナッツパウダー・炭酸Ca・PowerLac(エビ用免疫賦活剤)

上日の丸弁当は主に動物性の餌に位置していて、植物性のものとしてはクワトロ2が同じくEbita Breedさんから販売されています。

上日の丸弁当とクワトロ2を与えることで、効率よく動物性と植物性両方の栄養を摂らせることができます。

植物性も気になるならコレ!

スーパーフードで成長促進に期待

ハエの幼虫と聞くとちょっと気持ち悪い感じがしますが、ハエの可能性は凄くて昔から色んな研究がされています。最近では将来危惧されている食糧危機の救世主になりうるといわれるほど、栄養価が高くミネラルも含む『食材』として世界中で研究されていたりします。

成分にハエの幼虫が入っている
成分にハエの幼虫が入っている

日本でもすでに家畜や養殖事業などで、たんぱく源にハエを利用した飼料が使われています。産業動物の飼料には今までは魚粉が使われていましたが、人口増加とともに海の資源が枯渇していっており魚粉が少なくなり価格は高騰していっています。そこでハエ由来のたんぱく質を使った飼料が誕生しています。

それじゃ、「魚粉の代わりだよね。」と感じるかもしれませんがそうではありません。

実はハエ由来の餌を与えると、同期間の通常の餌よりも魚が4倍大きくなるといわれてます。栄養価の高さとバランスが絶妙で、動物性たんぱく質に加えて鉄・亜鉛・カルシウムなど多く含んでおり、スーパーフード(人間用の)としてオーストラリアのクイーンズ大学が注目しているほどなんです。

urushi

魚類ではハエの幼虫で成長促進することが分かっています。

そんな大注目されつつあるハエの幼虫が入っているということで、urushiは上日の丸弁当を導入しました。

  • 魚の場合:ハエ由来の餌で4倍大きく成長
  • 良質なアミノ酸を多く含む
  • 鉄・亜鉛・カルシウム・マグネシウムなどミネラルも豊富

動物性よりで食い付きも良い

動物性ということもあり食い付きは良く、食べ残すことはありません。urushiは1日2回程度餌をあげるのですが、残して回収するということはないです。

上日の丸弁当を食べるレッドビーシュリンプ
上日の丸弁当を食べるレッドビーシュリンプ
urushi

ちなみに2回とも違う餌を与えています。

2回と聞くと多いと感じるかもしれませんが、トップブリーダーさんの中には『1日で4~5回程度与えるのが普通』という方もおられます。要は、エビが欲しがるだけ与え、同時に食べ残しで水が汚れないように注意するというのが大切です。

レッドビーシュリンプの状態、水槽の水やろ過などすべてのバランスを見ながら餌を与えるのがポイントです。

urushiはよく硬い餌だと与える前に水槽の水で少しふやかして、あえてピンセットで砕いてから水槽に投入するということをよくします。そうすることで水槽全体に行きわたり稚エビも食いっぱぐれることはありません。小さなエビが負けてしまうので、エサの取り合いになるエビ団子は作らないようにしています。この辺の話はまた別の機会に詳しく書きます。

上日の丸弁当は粒に形状が変更されて柔らかくなったので、ポキポキと折ってそのまま水槽にポンと入れています。水槽内ですぐに溶けることもなく形状を維持するので、レッドビーシュリンプの数か少ない水槽でも使いやすいと思います。

上日の丸弁当は、稚エビからアダルトサイズのレッドビーシュリンプまで全てのエビが好んで食べています。レッドビーシュリンプはとても素直なので、自分にとって必要な栄養が入っていると分かればしっかり食べてくれますね。

上日の丸弁当 まとめ

昔から有名なEbita Breedさんが出している上日の丸弁当をローテーションに入れています。

この餌をローテーションに加え与え始めてから、稚エビの成長が速くなった気がします。他の要因も考えられるので言い切れはしませんが、今urushiの水槽は稚エビの成長が少し速くなった気がしています。

1袋50gなのでレッドビーシュリンプをたくさん飼っていると少ない気がしますが、urushiのようにローテーションに加えるならとてもいい感じの量です。成分的に面白いので、フードジプシーの方は試してみるといいかも知れません。

レッドビーシュリンプの餌とローテーションについて

urushiが他に使っている人工飼料について

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